体の中で特に力を入れてケアしている部分と言えば、やはり顔と答える方が多いと思います。しかし、乾燥などの肌トラブルは顔だけでなく、体の様々な部分に現れます。どのような部位が肌トラブルを起こしやすいのか見てみましょう。

乾燥肌は空気が乾きやすい季節だけのトラブルではなく、衣類による摩擦や、冷房などの使用により年間を通して起こります。乾燥肌はお肌の水分と皮脂が不足している状態で、もともと皮脂腺が少なく脂分の分泌が十分でない肘や膝、かかと、脛などは特に乾燥しやすい部分となっています。

その中でも、頬杖をついたり体重をかけたりする肘や足の裏は外的刺激を受けやすく、乾燥して固くなり、酷い時には白い粉をふいたり、表面に亀裂が入ったりすることもあります。これは、乾燥や外的刺激によって肌の角質層がダメージを受けると、肌内部の水分が蒸発しやすくなり、皮膚がこれ以上水分を失わないよう新しい角質細胞を作り出すためなのですが、こうして作られた角質細胞は形も不揃いで正常に働かず、ただの細胞の塊として蓄積されるため、固く乾燥してしまうのです。

固く乾燥した肘やかかとの角質ケアは、まず湯船に浸かって肌を柔らかくしてから始めましょう。スクラブ剤や軽石を使い、こすりすぎないように注意しながら古い角質をやさしく落とします。その後、保湿効果の高いクリームでしっかり保湿をして下さい。馬油のボディクリームなど、保湿力の高い馬油化粧品の使用もおすすめです。

たっぷりクリームを塗りこんだ後は、靴下や手袋などで覆っておくと、しっとり感を長くキープすることができます。
馬油化粧品は赤ちゃんの肌にも使用できますので、おむつかぶれしやすいお腹やお尻、くびれていてあせもができやすい首、手首、足首などのスキンケアにもおすすめです。

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